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 近代文明は、人間に様々な恩恵を与えたかもしれませんが、何かを得るということは何かを失うということでもあり、これまでの路線を走り続けることで、得るものよりも失うものの方が、近年、重大な意味を持つようになってきていると思われます。

 地球環境の損傷、核や放射能の脅威、地域コミュニティの危機、伝統文化の衰退、水や食料やエネルギーの不足、超高齢化社会と若年人口の減少と年金や介護の問題、AI やロボットの発達とシンギュラリティ、私たちの周りにある問題は複雑で広範囲に及び、簡単に解決できるものではありません。しかし、多くの難問に共通するポイントが幾つかあるのも確かです。

 問題が深刻さを増す原因の多くは、これまでの時代の価値観と大きく関わっています。規模の大きさ、量の多さ、力の強さ、便利さや快適さや速さを優れたものとみなし、それを利己的な目標にする価値観です。その価値観のもと、個人も組織も国家も、限られたパイをめぐって競争と闘いを激しく繰り返しています。

 そして、自分にとって役に立つか立たないか、自分の敵か味方か、自分に理解できるかできないか、自分を快適にするか不快にするか等、自分を中心に物事の良し悪しを二項対立的に捉え、その結果、差別や排除、過剰な消費と廃棄が生じています。

 さらに、全体のバランスを無視した部分的な処理や、短期的な結果を性急に求めすぎる対症療法で、その場限りの措置となり、都合の悪い部分が隠されたりして、症状がより複雑化しています。

 利己的な視点では見失いがちになりますが、自分の生活、社会、地球、太陽系、銀河、そして過去と現在と未来、すべての営みは単独では存在せず、それぞれが自律した存在として対等に関係し合いながら、絶妙なバランスを保ち、ネットワークを形成しています。

 個々の分断によって傷つき壊れていく世界を放置するのではなく、つながりと調和と活力の伴った世界を取り戻すために、自分の中から様々な関係の仕方(作法)を整えていくこと。そのために、学者や芸術家や職人や市民が垣根を超えて語り合い、実践への手がかりを発見していくこと。それが、レジリエンスダイアローグの目指すところです。

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​様々なレジリエンス活動

地域をつなげるコミュニケーション手法(ソーシャルマーケティング)で、
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火星移住計画よりも地球永住計画。
この奇跡の星に私たちが生き続けていくために、どうしたらいいのか。
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