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Mission

人間・社会・地球環境の傷みを、新しい知恵と生存方法につなげるプラットフォームとなる。

Objective

人類史の転換期に応じた人間・社会の協働生存力を養う。

私たちの環境、社会、経済、文化、教育、このままでいいのでしょうか。他人任せにしていて、後悔はないでしょうか。

便利な文明社会の中で、私たちは、自分の都合の良いものを手にいれるために何かを簡単に切り捨てており、それを繰り返しているうちに、切り捨てられているものの傷口がどんどん広がっています。

もはやこのままではいけない。一人ひとりが、そういう思いで実践を行うことで初めて、人類全体のレジリエンスが実現されます。

●レジリエンスとは、切実なる創造。

 

「創」は、倉と刀が合わさった字が語源で、倉が刀で傷つけられる意味です。

「倉」を豊かさの象徴として捉えると、「刀」は武器であり、古代の技術革新でもあります。

 刀は、諸刃の刃。一方では非常に役に立ちますが、他方では大きな害を与える危険もある。この喩えは、現代にも通じます。

  何かを創り出すことは、何かを傷つけることでもあり、それに懲りて、もう二度と同じ目にあいたくないという思いで、また新たな創造行為がなされます。そうした「創」が、レジリエンスです。

 レジリエンスは、「 精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」などとも訳されますが、それらを総合すると、”自発的治癒力”という生命力です。免疫力もそうで、傷つけられることで、より強くなる。また、その痛い経験から、生命を脅かしかねないダメージを察し、それを避ける力です。

 少し前に流行ったサスティナビリティとは、そうした危機(傷み)に対する心構えが、少し違います。より切実であり、そのために、必死で何かを創り出さざると得ないということです。

 


●レジリエンスとは、生命の本質。

 

 人間に限らず、どんな生物でも、レジリエンスは備わっています。一度痛い目に合うと、それに懲りて警戒を強め、行動を変えます。そして、最適な行動方法へと、行動を改善していきます。

 生命現象における個の関係は、花とミツバチの関係にしても、強制や管理による関係ではなく、自律した個の、自由で対等なネットワーク的連合によって成り立っています。たぶん、そういう関係が、もっとも柔軟で堅牢なのでしょう。百獣の王ライオンとシマウマの関係でも、ライオンはシマウマを完全に征服できない。だから、シマウマも生き延びて、ライオンも生き延びることができる。

 そして、その生態系全体は、その中の個が絶えず入れ替わりながらも全体としての調和とダイナミズムを維持します。生態系全体というプラットフォームもまた、レジリエンスを備えています。

●京都ならではのレジリエンスの取り組み。 

 

 日本の歴史文化の中に秘められた様々な知恵のなかに、レジリエンスのヒントを見出すことを心がけます。レジリエンスプラットフォームは、各種のレジリエンス活動の力をより高めるための、しなやかな場として存在し、行政に対しては、活動状況を俯瞰しながら、必要に応じて、支援もしくは協働する形を求めていきます。”結”のような相互扶助のシステムを発展させ、したたかに生きてきた先人の知恵をヒントに、行政がすべてを統率し管理するのではなく、個別の切実な課題を克服するための市民の自律的な実践を促し、それを行政が支える方向を模索します。